特定非営利活動法人埼玉広域避難者支援センター

福玉支援センター

埼玉県内に避難している人々が、避難元地域の状況や帰還・移住の選択を問わず、生活を再建し安心して暮らせる社会を目指しています。
支援センター交流会応援事業 一次応募団体一部報告

支援センター交流会応援事業 一次応募団体一部報告

東日本大震災記録上映会『原発被災地・避難所の記録』開催報告

共催 東日本大震災に咲く会ひまわり
NPO法人埼玉広域避難者支援センター

約20名の参加。和光市やふじみの市からの参加者も。この写真は「和光3・11を忘れない実行委員会」事務局の斉藤さんが撮影。

約20名の参加。和光市やふじみの市からの参加者も。この写真は「和光3・11を忘れない実行委員会」事務局の斉藤さんが撮影。

高木さんのスライド上映会を開催されたい方は橘さんまでご連絡ください。

高木さんのスライド上映会を開催されたい方は橘さんまでご連絡ください。


9月24日(土)上尾市のシラコバト団地24号棟第一集会室で開催されました。
「ひまわり」では、被災地に関わりの深い作家による映像作品を取り上げています。
今回は浪江町大堀地区出身の高木成幸氏が、原発事故後よりずっと撮り続けてきた被災地と避難生活の様子を映したビデオ・スライド上映会でした。
「帰れないふるさと」のタイトルで流される光景には、報道写真とは違い、変わってしまった故郷の姿を直視する写真家の辛さや憤りも映し出されているように感じました。
作品「姉妹都市」では杉戸町と富岡町との間の支援活動をまとめたもので、こうした記録は貴重だと思います。

当日、何より感じたのは、「ひまわり」のチームワークの良さ。全員で分担し、丁寧な進行からは、今まで培ってきた関係と開催前の周到な準備が伝わってきました。
また、最後にはカムラさんがこの日のために特別に焼いてくださった「UFOパン」のお土産が配られました。大熊町の方々には懐かしい菓子パンだとか。ほっとする甘さでした。

最後に、代表の橘さんから住宅措置についての現状報告。
パンフレットには「届け!私たちの願い」として7人の方の居住延長への訴えが記されていました。それぞれの事情は違っても、皆の希望が叶う日まで、「ひまわり」は、集い、語り続けることでしょう。
今回の上映会は、支援センターが埼玉県共助社会づくり支援事業助成のもとで行っている交流会応援事業の第一回目の対象活動でした。
こうした場が団地の中で継続していることの意義を感じ、わずかながらも応援できたことを嬉しく思います。

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